watanabe cotton project 2022報告




yohaku 
watanabe cotton project 2022 記録

昨年一関の友人宅で栽培して採れた種と、福島の種を、5月に植えて今年も茶綿を育てました。
昨年当店で育てた茶綿は、植える時期が遅かったり、秋から一気に寒くなってしまったり、日に当てる機会が少なかった事が原因で、なかなか実らなくて、小さな蕾から採れた種も一応はじめに植えてみたけど芽は出ませんでした。
それで、友人宅で採れた綿の種を改めて植え直して栽培しました。
(当店のお客様に育ててもらった種は、福島の種を配りました)
今年は陽に当てることをいちばんに考えながら5月に植えて、思ったより秋も暖かい日が続いたおかげでなんとか11月にはほとんどの綿が開いて収穫ができ、終了しました。
畑じゃないから大量ではないけど収穫できたことが嬉しかった。
今年は夏場に雨が多くて、庭で育てた方のほとんどが虫にやられてしまったようで、なかなかうまくいかなかったようですが、それでも何とか収穫できた一つを大事に持ってきてくださったり、蕾がなかなか開かなかったものの種は使えないかもだけどって綿だけ分けて持ってきてくださったお客様もいました。
育ててくれたみんなから預かった綿と、当店の綿をそれぞれ名前を書いて今保管しています。
また年明けに直接余白に持って行き、綿くりして、採れた綿は洋服の材料になるようにお渡しして、種は持ち帰って、育ててくれた方々の元へ送ります。そして来年また育てましょう。
うまくいってもいかなくても、育ててくれたり育てようと試みてくださった皆さん、ありがとうございました😊
watanabe cotton project 今年の当店の結果報告でした。
ちなみに今年もお店の前を通る方々に何度も、これは何の花?何の実?と質問されてみんな気になってくれました。中には、じゃあ来年の春に種もらいにくるから!と言ってくれた方も。
来年挑戦してみたいな、という方がいましたら是非お気軽にご連絡ください🌱


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WATANABE COTTON PROJECT
なんとなく考えているのは、自然のペースに合わせて服を作りたいと。
綿を育て、綿を回収して、糸にして服にできたら良いなと。あくまで自然のペースで。
そうすると服は一年に一度しか作れないことに気がつく。今から育てた綿は9-12月くらいに収穫して、種と綿に分けて、糸にして生地にして服になる。たぶん、来年の5.6月位に服になる。
そして、5.6月に分けた種を土に植える。そして、同じサイクルを繰り返す。
ゴールはないが循環というものが生まれると思う。上手くいくかは分からない。けれど、やらないよりやることに意味があると思う。だから、やってみる。
服の循環と自然のリズムとそこにあるかも知れない豊かさを探すために。
茶綿を一緒に育てませんか?



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