yohaku / WATANABE COTTON PROJECT 2021 記録
種から始まる服作り「 watanabe cotton project 」。
福島県いわき市で茶綿の有機栽培をしている、kitenさんとyohakuさんが知り合ったことではじまった、
綿を育て、綿を回収して、糸にして、服にする。自然のペースに合わせた服作り。
そこには循環がうまれる。
自然のリズムからきっと知れることがある。
そういった思いから告知がはじまり、
畑はないけど、プランターでもできるなら!と、私も挑戦してみました。
虫がついたり病気になりやすいみたいで、うまくいかないかもしれないけど、
初めからそう簡単にうまくいかない、うまくいってもそれなりの改善点はきっとあって、
それも勉強になるんじゃないかなとおもって、
自分のハードル低めで挑戦してみました。
とはいえ、いざとなるとすくすく育って実ってほしい気持ちでいっぱいでありました。
2021 . 6 / 6
お店の外で友人たちにも手伝ってもらいながら一緒に茶綿の種まき。
説明書みながら、あれこれ話しながら・・・
小さいお友達もがんばってくれました ♪
おおきくなぁ~れ~~~~と言いながら種植えが完了!
2021. 6 / 11
ちょっとずつ芽がでてきた! 嬉しい。
2021 . 6 / 13
ぴょこん!とまるくてかわいい芽が。つやつやしてます。
お店の前を通るご近所さんも、一緒に見守ってくれたり、喜んでくれたりして、
茶綿たち、すっかり人気者です◎
2021. 7 / 11
さらにさらに出てきた!
2021 . 8 / 7
ぐんぐんおおきくなる。葉の色も濃くなる。子供の成長は早いのう~
2021 . 9 / 12
そして、ついに蕾がつきはじめた!!
ここまではひとまず順調~
2021 . 9 / 18
そして、その蕾たちが花を咲かせ始めた。
わわわ~~かわいい*綿の花ってこういう感じなんだ~
2021 . 9 / 23
綿の花が咲き終わると、またさらに蕾が実りはじめて、
日に日にふっくらとしてきました。
このあたりから、秋も深まり、気温も下がり始めてきていて、2cmくらいの大きさになり
緑色だった蕾や葉の色もだんだんと濃くなりました。
2021 . 10 / 8
寒すぎて、成長が止まってしまっているかんじ。ここまで実ったのに。
がんばれ~!と、毎日応援・・・
2021. 11 / 30
いちばん大きい ひとつだけ、割れてきた!!
2021. 12 / 2
すこし天気のいい日が続いていたおかげで、 だいぶ開いた!
でもかなり小さい。これも使用できる綿になるのか不安だけど実ったものは収穫。
ひとつでも開いてくれてよかった。
ちなみに友人宅の綿花は、10月初めには開いて、ふわっふわな綿ができました。
↓
植えた時期が遅かったことと、東北の気温と、
お店の日当たりの悪さ(向かいのマンションの影響で午後14時までしか日が当たらない。)、
それから2つのプランターは土の深さが足りなったことも、実らなかった原因かな・・・
下の画像、左がお店の、右が友人宅で育てた綿。
友人宅のベランダで育てた綿花は葉の色も緑色できれいなまま、綿も福島のにくらべると薄い茶色でした!
育てる環境でこんなにも違うんだなと実感。
ひとまず少しでも収穫した綿をもって、2022 . 1 / 13 に、余白へ直接届けにいきました。
ちょうど翌日から、綿を回収して、綿くり体験をする企画がはじまるところだったので、
タイミングもばっちり!しかも東京にも、余白のみんなと会えるのも2年ぶり。
余白のお店があるビルのなかは、2年のあいだに、1階には、「elab(えらぼ)」という、
素敵なごはんやさんと、植物がいっぱいになっていました!
おやさいいっぱいのお昼ごはん、おいしかった~。
また余白に行ったときも食べよう。もっとじっくり販売しているものも見てきたいな。
余白のお店は2階に移動していました。
翌日からの綿くり体験用に?綿くりの機械と、畳がお店の一角にあり、
そこで、持って行った綿の、種と綿に分ける作業「綿くり」を行いました。
葉っぱがついたまま持って行ったので、まずは葉っぱを取るところから。
そして、ふわふわの綿だけになり
これが、↓手動の綿くりの機械。木製でできていて、なんだかかわいい。
工場では、この綿くりの大きいバージョンのような機械を使い、種と綿をわけられていますが、機械ができる前の昔はきっとこの手動の綿くりで行っていたんだろうなぁ。
気が遠くなるような根気のいる作業だけど、昔のひとが一年かけて、綿を育てて糸になるまでの生活を想像したりしました。
まずは、綿くり師匠、わたなべさんによる綿くり。
右手でくるくると回しながら、内側から綿を入れていく。
すると、内側には種が残り、外側には綿だけが出てくる仕組み!
見ているとすごい速さでどんどん種がでてくる、綿がでてくるので、簡単そうに見えるのですが、
これも毎日のように綿くりをしていた経験によるもの。(綿くり本気モード)
地味な作業ながら、見ているだけでも面白い!
私、いざ!綿くり体験!
まゆこさんともゆちゃんがちいさい綿を分けてくれたり、見守ってくれながら、
↓これ、ひらかなかった蕾ももったいないので収穫したら、ちょっと開いてた。
ちびっこの赤ちゃん綿。
かなり繊細な綿でした~色もさらに薄い*
1、2つだけのお店の小さい綿からも種がとれた!
私の綿くり↓ ゆっくりめ。
やってみると、種まで挟んでしまいそうで、
なかなか慣れるまで難しかった。
それでも、なんとか綿くりをして、種と綿を分ける作業ができた!
↑みてわかるとおり、
先ほどの渡辺さんが綿くりした写真の綿(福島の綿)と、
この私が綿くりした綿(同じ福島の種で、一関で育てた綿)は、
色が全然違う!質感も違う感じがしました。
こんな感じでできました!!わーい!嬉
とれた綿は余白にお渡しして、洋服をつくる材料に混ぜてもらいます。
種は、そのまま持ち帰って、また今年の春に植えます。
福島の茶綿の種も、もらってきたので、
一関の種と比べながら育ててみます。
今度はもうすこし早い時期、4月に種植え。そして日当たりの良いところで。
とにかく日当たりが一番重要なようなので。
今年育ててみたい!という声もいただいてうれしいです。
他にも育てたい方がいましたら、ぜひ種植えの4月ころまでに、お店に来てくださいね♪
今のところ、岩手は最北端のようです。
自分で育てた綿が服になる。
洋服になったら、どんな気持ちになるのかな。
すべては経験してみないとわかりませんが、
種から服をつくるということの面白さ、綿について、服について、また新しい角度で学べる気がします。
そして綿を通じて繋がりがうまれることも楽しみです。
いつも自然と学べることが多いなと、余白に行くと思います。
ありがとうございました^^
今年は茶綿の孫がもっと生まれるように、健康に育つようにがんばりまっす。
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